鍼灸とは?
鍼やお灸で治療する鍼灸治療について
東洋医学で注目を浴びる鍼灸
医学には、ヨーロッパから伝わった「西洋医学」と、主に中国から伝わった「東洋医学」があります。
現代の日本の医療は西洋医学が中心となっていますが、漢方や鍼灸といった東洋医学も行われています。特に鍼灸は「美容鍼灸」などと呼ばれる美容に特化した鍼灸が普及しつつあることもあって、近年注目度が上がっている東洋医学の療法のひとつといえるでしょう。鍼灸(しんきゅう)は「はりきゅう」とも呼ばれ、その名の通り「はり」と「おきゅう」を使った療法です。鍼灸治療で使われる「はり」は、注射針や裁縫針のような一般的な針と違い、ごく細い、特殊な作りのハリで、刺してもほとんどの場合は痛くありません。
お灸は火をつけたもぐさをツボに据えるという治療法ですが、火をつけたり、もくもく煙がでたりするので熱そうなイメージがあるかもしれません。治療法によっては、あえて熱いお灸を据えることももちろんありますが、たいていはじんわりあたたかく気持ちが良いと感じられる治療となっています。
最近は少量のもぐさにシール付きの台座がついている簡易的なお灸も販売されており、簡単で安全に使用できるセルフお灸もあります。
鍼灸師とは?
鍼灸院で行う鍼灸治療とは、こうした鍼とお灸を組み合わせた治療法で、鍼灸院やマッサージ院などで施術を受けることができます。とはいえ、最近は鍼灸の治療の幅が広がっていることもあり、美容鍼灸サロンやエステサロン、スポーツ施設や介護福祉施設などではたらく鍼灸師もいます。
鍼灸師は、国家試験に合格した人のみがなれる職業です。鍼灸師の国家試験を受験するためには、鍼灸系専門学校や鍼灸学科がある4年制大学や3年制短大などで一定のカリキュラムを学ぶ必要があります。その上で、年一回実施される国家試験に合格して、はじめて鍼灸師としての資格を得ることができるのです。鍼灸師は、鍼師だけ、あるいは灸師だけ、という具合にそれぞれ単独の資格を取得することもできます。
単独の資格を取得した場合は、鍼なら鍼、灸なら灸のみの専門家として治療にあたることになります。
美容鍼灸との違い
美容目的で鍼灸をするなら美容鍼灸
鍼(はり)やお灸を使って心や体の状態を整えてくれる「鍼灸治療」。
東洋医学の代表的な治療法のひとつである「鍼灸治療」は、症状が現れている部分を徹底的に治療する西洋医学と違い、心や体全体を見て良い状態に整えていくことができるのが魅力と言われています。鍼灸治療は、心と体のあらゆる部位の治療に対応することができるので、最近では美容方面への応用もひろがっています。美容鍼や美容鍼灸などと呼ばれるものです。美容鍼灸は、従来の鍼灸院をはじめ、エステサロンなどでも施術してもらえる場合がありますし、美容鍼灸専門のサロンも増えてきました。
美容鍼灸は、一般的な鍼灸治療と同じで、鍼やお灸といったアイテムを使って治療を行なっていきます。鍼もお灸も、身体にあるツボを刺激することで効果が出るという仕組みとなっていますが、鍼は身体の内部の細胞に働きかけやすく、お灸は皮膚や筋肉、神経といった体の表面に働きかけやすいという特徴があります。
目的によって選ぶ鍼灸治療
鍼(はり)やお灸を使って心や体の状態を整えてくれる「鍼灸治療」。東洋医学の代表的な治療法のひとつである「鍼灸治療」は、症状が現れている部分を徹底的に治療する西洋医学と違い、心や体全体を見て良い状態に整えていくことができるのが魅力と言われています。
鍼灸治療は、心と体のあらゆる部位の治療に対応することができるので、最近では美容方面への応用もひろがっています。美容鍼や美容鍼灸などと呼ばれるものです。美容鍼灸は、従来の鍼灸院をはじめ、エステサロンなどでも施術してもらえる場合がありますし、美容鍼灸専門のサロンも増えてきました。美容鍼灸は、一般的な鍼灸治療と同じで、鍼やお灸といったアイテムを使って治療を行なっていきます。
鍼もお灸も、身体にあるツボを刺激することで効果が出るという仕組みとなっていますが、鍼は身体の内部の細胞に働きかけやすく、お灸は皮膚や筋肉、神経といった体の表面に働きかけやすいという特徴があります。